骨盤矯正について

骨盤は、本来10度ほど前に傾いており、その傾きによって背骨のS字ラインを作って背骨を支えています。骨盤がクッションの役割をすることで、上半身や腰、股関節、膝、足首などにかかる負担が分散されています。

骨盤が10度以上傾くことで骨盤にゆがみが生じ、身体にさまざまな悪影響を与えます。

骨盤のゆがみであらわれる症状

骨盤がゆがむことで、腰やおしりの筋肉が硬くなり、腰痛につながります。また、骨盤を通る血管が圧迫されると、血流が悪くなり冷え性やむくみなど、下肢の不調もあらわれます。

骨盤が前に傾くと反り腰になる他、骨盤が後ろに傾くと背中の丸みが強くなり、猫背や円背（猫背がさらに悪くなった状態）などを引き起こします。

骨盤がゆがむ原因は、身体の使い方に偏りがある場合や、妊娠・出産、加齢などの影響が挙げられます。バッグを持つ腕がいつも同じであったり、足を組んだり立つ際に片足重心になったりする癖がある場合は注意が必要です。

妊娠や出産の前後は、特に骨盤のゆがみを招きやすい時期で、赤ちゃんを抱っこする際、反り腰や猫背の姿勢をとりやすくなってしまいます。

さらに産後特有のホルモン（リラキシン）によって靭帯が緩むことで骨盤が開いたままになり、ゆがみを大きくしてしまう原因につながります。

また、加齢によって筋力が低下することも骨盤がゆがむ原因になります。

カウンセリング
骨盤を整えることは、痛みや不調のない健康な身体を手に入れるための大切な1歩です。身体のゆがみは、時間が経てば経つほど定着してしまい、正しい位置に戻すのに時間がかかってしまいます。

骨盤のゆがみが気になる方や腰痛などの症状がある方は、骨盤矯正がおすすめです。

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